一般的にはハイビスカスティーとして知られるローゼルティー。
健康や美容成分をギュッと閉じ込めた、鮮やかなルビー色がトレードマークです。
くらふぁーむのローゼルティーは、苞やがく部分だけでなく、葉も一緒にブレンドしているのがポイント。
封を開けると酸っぱい香りが心地よく、お湯を注ぐ前から自然とゆったりとした呼吸に。
スッキリした酸味と爽やかな後味が美味しい、ノンカフェインのハーブティーです。
夏はキーンと冷やして、冬はホットで香りとともに楽しんでください。
土壌や地下水を浄化すると言われるローゼルパワーで、体をキレイに整えましょう。
ローゼルに含まれる栄養素とは?
古来、女性の美容と健康に欠かせない「不老長寿の秘薬」として大切にされてきたローゼルには、女性に嬉しい成分がギッシリ!
ですが、健やかに美しく年を重ねたいと願うのは、何も女性に限ったことではありません。
性別や年齢を問わず楽しみたいローゼルの健康パワーについて、もう少し詳しく見てみましょう。
疲労回復を助けるクエン酸
ローゼルティーの酸味は、ローゼルにたっぷり含まれる、クエン酸やリンゴ酸といった有機酸類からきています。
クエン酸と言えば、疲労回復効果が有名ですね。
クエン酸は、エネルギー代謝を活性化して代謝アップや疲労回復を促すので、疲れやすい人や、よく体を動かす人におススメです。
疲労回復以外にも、クエン酸を摂取すると、以下のような効果が期待できます。
- 血液サラサラ効果
- 血糖値の上昇抑制
- ミネラルの吸収促進
クエン酸には、疲労物質を分解して血液をサラサラにする他、食中や食後の血糖値上昇を抑える働きがあります。
その結果、肥満や生活習慣病のリスクを抑え、脳梗塞や動脈硬化を予防する効果があると言われているんです。
むくみや高血圧を予防するカリウム
必須ミネラルであるカリウムも、ローゼルに含まれる栄養素のひとつ。
カリウムは、体内の水分と塩分のバランスを調整する重要な役割を担っています。
カリウムを摂取することで、以下の効果が期待できます。
- 体内の過剰なナトリウムを体外に排出
- 高血圧の予防と改善
- むくみの予防と改善
高血圧症は、日本人の国民病とも言われ、今や3人に1人が高血圧なのだそう。
最大の原因は、塩分(ナトリウム)の摂りすぎです。
カリウムは、余分なナトリウムの再吸収を抑制して排泄を促し、血圧を下げて動脈硬化や心臓病などを予防してくれます。
過剰なナトリウムはむくみの原因にもなるので、カリウムの摂取で効果的にむくみを予防・改善していきたいですね。
透明感のある美肌に欠かせないビタミンC
美肌に欠かせないビタミンとして、知名度抜群のビタミンC。
このビタミンCが豊富に含まれているローゼルは、まさに美肌のためのハーブと言えます。
ビタミンCには、以下のような効果が期待できます。
- シミの予防と改善
- 弾力のあるハリ肌をサポート
- 肌のターンオーバーを正常化
ビタミンCには、シミができるのを防ぐだけでなく、すでにできてしまっているシミを薄くする作用もあります。
また、ビタミンCは、ハリ肌に欠かせないコラーゲンの生成を促します。
ふっくらとした弾力を保つことで、シワやたるみを防ぐことができるんです。
さらに、ビタミンCには強力な抗酸化作用もあり、紫外線のダメージや酸化ストレスから肌を守ってくれます。
肌の新陳代謝を整えてくれるビタミンCは、ぜひ毎日の生活に上手に取り入れたいビタミンですね。
体の酸化・老化防止に効果的なポリフェノール
ポリフェノールには、ビタミンCと同じく、老化を早める活性酸素を除去・抑制する抗酸化作用があることが分かっています。
活性酸素が増えると、私たちの体は、まるで鉄が錆びるように、次第にツヤや丈夫さを失っていきます。
ここで注目したいのが、ローゼルの真っ赤な色素成分であるアントシアニン。
黒米やブルーベリーにも含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用で知られています。
肌のたるみやシワを改善
アントシアニンには、加齢とともに減っていくコラーゲンを補うだけでなく、シミを予防する効果があることが分かっています。
ビタミンCと一緒に摂ることで、みずみずしいハリ肌に向けて、ダブルの美肌効果が期待できますね。
疲れ目を改善
アントシアニンは、疲れ目に悩む方にもおススメです。
テレビやパソコン、携帯電話で酷使された目は、筋肉の緊張状態が続いて血流が悪化し、疲弊してしまいます。
疲れ目を放置すると、肩こりや頭痛、倦怠感などの症状を伴うようになり、慢性化してしまうことも。
アントシアニンの抗酸化作用は、血管そのものの老化防止に加え、血液をサラサラにして血流をスムーズにし、筋肉の緊張をほぐして疲れ目を改善してくれるんです。
内臓脂肪を減らしダイエットをサポート
また、アントシアニンには、脂肪の代謝を促進し、お腹周りの脂肪の蓄積を抑える効果もあります。
内臓脂肪の蓄積は、高血圧や糖尿病、動脈硬化、そして肌トラブルの原因にもなります。
アントシアニンを摂取することで、体を老化から守りながら、健康的にダイエットできるなんて、嬉しいですね。
ローゼルの葉
くらふぁーむのローゼルティーは、苞やがくだけでなく、乾燥させたローゼルの葉も一緒に入っているのが特徴。
「なんで?」と思われる方も多いかもしれません。
叔父が長年ローゼルを栽培してきたことから、私の家にはいつも父の自家製ローゼルジャムやローゼルティーがあります。
父がつくるローゼルティーには葉も含まれているため、私にとっては葉入りローゼルが「ローゼルティー」でした。
ある日、「葉っぱも入れるの?」と聞いたところ、「葉っぱも体にいいんだぞ」との回答。
調べてみると、確かに葉っぱにもクエン酸やその他の栄養素がしっかり含まれています。
葉や茎だけをお茶にしたり、葉を炒め物やお浸し、スープ、天ぷらにしても美味しいとのこと。
今では、ローゼルの葉は、くらふぁーむの夏の食卓に欠かせない食材になりました。
こうして、くらふぁーむでも、父のローゼルティーを受け継ぎ、あえて葉っぱ入りのローゼルティーをつくっています。
ローゼルティーを楽しむ(まとめ)
鮮やかなルビー色と独特の酸味で、季節を問わず楽しめるローゼルティー。
心地よい爽快感が味わえて、心も体もスッキリします。
酸味やさっぱり感が好きな方、ノンカフェインの飲み物をお探しの方を含め、誰にでもおススメしたい「酸っぱい」美味しさ。
これに嬉しい美容と健康効果が加わるから、なおさらおススメしたくなるんです。
くらふぁーむならではの葉っぱ入りローゼルティー、ぜひ一度飲んでみてください。