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くらふぁーむとは?

豊田市の中山間部に位置するくらふぁーむ。

山の色、お花の香、鳥のさえずりや虫の鳴き声に旬の味覚と、四季折々の自然を五感で体験できる場所です。

時間も空気も、ゆっくり穏やか。

美しい自然と優しい人々に囲まれ、色んな「つながり」を大切にしながら、自然に寄り添った農業を実践しています。

自然と共にある農業

くらふぁーむでは、自然農法でお米や野菜、果物を育てています。

農薬や肥料、除草剤を使用しないくらふぁーむの圃場(ほじょう:水田や畑)には、多種多様な生き物が集まり、豊かな自然の営みが繰り広げられます。

昔懐かしい味わいの真っ赤なイチゴや、トマトが苦手なチビッ子も笑顔にするミニトマトの陰には、そんな生き物達の活躍があります。

見方を変えると、自然に寄り添った農法を実践することで、私たち人間には真似できない自然の妙の恩恵を受けている、と言えるかもしれません。

田んぼに目を向けると、くらふぁーむでは、前年に収穫した種籾を使って苗を育て、昔ながらの手植えで田んぼに植えています。

真夏の炎天下では、汗だくになりながらの除草作業。

無事に稲刈りを迎えることができた稲は、稲架掛けで天日干しして旨味をギュっと閉じ込めます。

足踏み脱穀機で脱穀した籾は、唐箕にかけて藁くずや椎名を取り除き、天気のいい日にシートに広げてさらに天日干し。

適当な水分量に達したら、貯蔵庫に入れて保管し、必要に応じて籾摺りをします。

手間暇かかる一連の作業ですが、昔の人は普通にやっていたと思うと、何でも簡単に手に入る今の時代とのギャップに驚かされます。

お米も野菜も、果物も、長い時間と大変な作業を経てやっと食べられるからこそ、一層愛おしく、美味しく感じられるのかもしれません。

くらふぁーむから食卓へ

くらふぁーむで育てたお米や野菜、果物は、複数のルートでお客様に販売しています。

ふぁーむから車で5分走ると、新鮮さとお値打ち価格で根強い人気を誇る産直市場「153ひろば」があります。

地域の先輩方の美味しい野菜やお米と一緒に、くらふぁーむの商品も置かせていただいています。

市内で開催されるマルシェへの参加も、地元の皆さんと直接つながる、大切な活動のひとつ。

くらふぁーむの商品を使ったレシピをご紹介したり、土づくりの情報を共有したりと、お客様のニーズを肌で感じることができる、とても貴重な機会です。

なかなか山間部まで足を運べない、という方のために、オンラインショップもご用意しているので、ご安心ください。

今もどこかで、食卓やお弁当にくらふぁーむの野菜やお米、果物が使われていると思うと、「今日もがんばろう」と鎌を持つ手にギュっと力が入るんです。

「つながり」で広がる輪

くらふぁーむが大切にしているのは、「つながり」。

つながりと一言で言っても、生き物とのつながり、自然とのつながり、自分とのつながり、人とのつながりと、様々です。

今、求めているつながりも、人それぞれ。

多様なニーズに応えられるよう、くらふぁーむでは、色々な体験イベントを計画しています。

ある時には、自然の営みがリアルタイムで繰り広げられるくらふぁーむの圃場が、またある時には、圃場を取り巻く豊かな自然がイベントの舞台に。

昔からの知恵と経験が蓄積されたこの素晴らしい地域が、受け皿になることもあります。

ながりを辿っていくと、私たち一人ひとりが孤立した存在なのではなく、より大きな循環やコミュニティの一部であり、他の命と共に生きる存在であると実感します。

体験は、色々な意味で、新たな出会いをもたらしてくれます。

くらふぁーむが、皆さんの日常をよりカラフルにする出会いやつながりのきっかけになりますように。

そんな想いで、今日も圃場に向かいます。

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管理人
Shizu
Shizu

国大学院で修士号を取得(専門は国際政策研究)後、フィリピンや南アフリカで勤務。人生の折り返し地点を迎え、家族で約20年ぶりに日本に移住。

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