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黒豆(丹波種)

濃厚な味わいとポリフェノールを含む栄養価の高さで、美味しい健康食品として注目を集める黒豆。

くらふぁーむでは、黒豆の中でも最高級の呼び声が高い丹波の黒豆を、種まきから収穫・天日干し・選別まで全て手作業で、時間をかけて大切に育てています(丹波種)。

まるで上品におしろいを塗ったかのように、皮の表面にうっすらと白い粉を吹いているのが特徴。

お節料理のイメージが強い黒豆ですが、実は、黒豆ご飯や黒豆茶、スイーツなど、アレンジ自在の万能食材なんですよ。

黒豆をもっと手軽に1年中楽しめる、くらふぁーむおススメの黒豆ご飯のレシピもご紹介します。

栄養と旨みが凝縮された黒豆を、もっと身近に感じ、ぜひ美味しい健康生活に役立ててくださいね。

黒豆に含まれる栄養素とは?

大豆が畑のお肉と呼ばれているのは、ご存知の方も多いはず。

良質の植物性タンパク質や脂質が豊富に含まれているのが理由です。

それに加え、炭水化物、ビタミン、ミネラルといった五大栄養素の全てが含まれているので、とてもバランスの取れた栄養食品と言えます。

第6の栄養素とも呼ばれる食物繊維がしっかり摂れるのも、大切なポイント。

こういった大豆の豊富な栄養素を網羅し、さらに健康と美容をパワフルにサポートしてくれるポリフェノールをプラスしたのが、黒大豆=黒豆なんです。

それでは、黒豆の健康効果を、いくつか取り上げてみましょう。

抗酸化作用で細胞レベルのアンチエイジング

黒豆の黒い皮に含まれているポリフェノールは、黒米やローゼルにも含まれている色素成分アントシアニンです。

強い抗酸化作用で知られ、細胞レベルでの老化防止に効果的。

血液をサラサラにして血流を改善し、動脈硬化や心疾患などの生活習慣病を予防してくれます。

また、肌の老化がもたらすシワやたるみだけでなく、シミの予防や改善にも効果を発揮してくれるんです。

黒豆には、アントシアニンと同様に高い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富に含まれているので、細胞レベルでのアンチエイジングに、より高い相乗効果が期待できます。

余分な塩分排出で高血圧予防

体内にある余分な塩分を輩出してくれる働きで知られるカリウム。

黒豆には、このカリウムが豊富に含まれています。

黒豆に含まれるポリフェノールやサポニンが持つ血液サラサラ効果と合わせ、日本人の国民病とも言われる高血圧を予防してくれます。

むくみの解消や予防にも効果があるので、黒豆生活は、日々のむくみ対策にもおススメ。

黒豆は、カリウム以外にも、健康維持に欠かせない鉄分やカルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいるので、栄養バランスを考えた食事にピッタリの食材です。

便秘改善でデトックス効果と腸内環境の改善

黒豆に含まれるのは、水に溶けない不溶性食物繊維。

水分を吸収して膨らみ、便の容積を増やして大腸を刺激し、スムーズな排便を促します。

また、体内の老廃物や有害物質を吸着し、便と一緒に排出する働きがあるので、発がんリスクを軽減してくれる効果も。

大腸内で善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を改善してくれる、ありがたい存在です。

黒豆に含まれるオリゴ糖も、便秘解消や腸内環境の改善を助けてくれます。

その他の栄養素

大豆が持つ栄養素で忘れてはならないのが、植物性エストロゲンとも呼ばれるイソフラボン。

エストロゲンは女性ホルモンなので、とりわけ女性にとっては、健康を維持していく上で力強い味方です。

大豆イソフラボンには、以下のような効果があるとされています。

・更年期障害の症状軽減

・弾力アップの美肌効果

・骨粗しょう症の予防

いつまでも若々しく、健康的な生活を送るためには、バランスの取れた栄養素をしっかり摂取することが不可欠です。

黒豆は、そんな願いを叶えてくれる、嬉しい食材。

ですが、「体には良さそうだけど、料理の仕方が分からない」と、ついつい敬遠されてしまいがち。

そこで、くらふぁーむがおススメする、黒豆ご飯のレシピをご紹介します。

簡単なのに、黒豆の栄養と美味しさを満喫できるので、ぜひ試してみてくださいね。

黒豆ご飯の作り方

この黒豆ご飯は、くらふぁーむの定番メニュー。

黒豆を水に浸しておきさえすれば、炊飯器に入れてご飯と一緒に炊けるので、とっても楽ちん。

黒豆から溶け出したアントシアニンでうっすら色づいたご飯と、立派に大きく膨らんだ黒豆の存在感で、ホームパーティーでも大人気なんです。

口にすると、黒豆の濃厚な味わいと自然な甘さに、「美味しい!」と嬉しい声が上がります。

〇黒豆ご飯

・米:2合

・黒豆:乾燥豆 30-40gくらい(お好みで調整)

・酒:大さじ2

・塩:小さじ2分の1

・酢:小さじ2分の1(適当)

・だし昆布:適当な大きさにカットして/若しくは白だし:大さじ1

〇作り方

①黒豆は、サッと洗って適当な大きさのお椀かボールに入れ、一晩水に浸す。

②黒豆が大きく膨らむにつれ、水に赤紫色が溶け出す。

③2合の米を準備し、洗って炊飯器に入れる。

④十分に水を吸った黒豆を、浸していた水ごと炊飯器に入れる。

⑤酒、塩、酢、そしてだし昆布か白だしのどちらかを入れ、2合の目盛りまで水を足し、炊飯スタート。

⑥良くかき混ぜて、お茶碗に。

〇注意点

・ポリフェノールは水溶性なので、黒豆はサッと手早く洗う。

・黒豆を浸す水の量は、2合分の水の量以下であれば適当でOK。

・だし昆布を使うと、塩分が少し物足りないかも。後からごま塩をふっても美味しいので、お好みで調整。

全体的に薄味の味付けですが、黒豆の甘さと味わいが引き立ち、とっても美味しいです。

ぜひ試してみてくださいね。

黒豆で美味しくバランスの取れた食生活を楽しむ(まとめ)

黒豆は、大豆にポリフェノールをプラスした、栄養バランス優等生の総合栄養食。

アミノ酸スコア満点の良質のタンパク質だけでなく、ビタミンやミネラル、食物繊維と、健康な毎日に欠かせない栄養素がギッシリ詰まっています。

ポリフェノールの強い抗酸化作用が美容と健康を支え、細胞レベルでのアンチエイジングをサポートしてくれます。

煮豆のイメージが強い黒豆ですが、黒豆茶やスイーツなど、アレンジしやすく楽しみ方も様々。

手軽にできる黒豆ご飯は、黒豆本来の旨みと栄養を満喫できるので、おススメです。

自然農法で大切に育てたくらふぁーむの黒豆で、美味しくバランスの取れた黒豆ライフを始めませんか?

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黒豆(丹波種)
管理人
Shizu
Shizu

米国大学院で修士号を取得(専門は国際政策研究)後、フィリピンや南アフリカで勤務。人生の折り返し地点を迎え、家族で約20年ぶりに日本に移住。

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